空気圧機器を基礎から学ぶ!トレーニングキット(テキスト付)の紹介

2021年10月26日

空気圧機器をこれから勉強したい、もしくは社内の新入社員に勉強させたいといった時、座学や本を見るだけでは中々イメージがつきづらいものです。

分かるようで、あまり分かってないんですよね。

空気圧機器は動きを伴うものですからなおさらです。

自分の手で自分のタイミングで、実際に空気圧機器に触れて動かしてみるのが1番の手っ取り早い勉強となる、これは間違いありません。

そこで、本記事では空気圧機器の基礎が学べるトレーニングキットの紹介します。空気圧機器の基礎的な内容を一通り学びたい方は必見です。

トレーニングキットの購入・問い合わせ

トレーニングの要求度の合わせて選べる4機種をラインナップ

空気圧機器トレーニングキットは、実施したいトレーニングの要求度によって4機種から選ぶことができます。

4機種の違いについて教えてください!

分かりました。機種ごとの特徴について説明します。

スタンダードタイプTRK-A01

スタンダードタイプ外観

空気圧機器トレーニングキットのベースとなるモデルです。これがあれば空気圧機器の基礎的な知識を身につけることができます。

フィルタやレギュレータなどFRL、電磁弁の各種切替タイプ、エアシリンダは単動と複動の2種、その他に残圧排気弁やスピコンなどの補器といった空気圧の基本となる機器が網羅されています。

エアシリンダや電磁弁の切替タイプ別の動きを体感できるだけでなく、エアシリンダの推力も体感できる工夫が施されています。

ハイクラスタイプTRK-A01-H

ハイクラスタイプ外観

スタンダードタイプに対し、さらにトレーニング内容を充実させたハイクラスタイプです。エアシリンダ等の基本的な内容に加え2つのトレーニング項目が追加されています。

一つは真空吸着が体感でき、どのような機器にて真空エアが作られるのがを習得することができます。

もう一つは2種類のエアブローノズルが用意されており、効率的なエアブローを体感でき、省エネ化などより実践的なスキルを幅広く身につけることができます。

ローコストタイプTRK-A01-L

ローコストタイプ外観

トレーニング内容をできるだけ削ることなくコストを極力抑えたローコストタイプです。スタンダードタイプとの大きな違いは電気を使わないこと。

電磁弁の切替には電気ではなく、電磁弁本体の手動操作ボタンで切替を行います。電源やスイッチボタンを排除することでコストを抑え、サイズもコンパクトになっています。

ローコスト・HオプションタイプTRK-A01-LH

LHタイプ外観

ハイクラスタイプのローコスト版です。ローコストタイプと同様に電気を使わない仕様になっておりますが、ハイクラスでできる真空吸着やエアブローのトレーニングも実施可能です。

本体はローコストタイプと同じで、真空エジェクタと真空パッドのセット品とエアブローノズルが添付されています。

また、複動シリンダもスイッチ付仕様になっており、別途DC電源を用意することでシリンダスイッチのトレーニングもできるようになっています。

なるほど。具体的にどんなトレーニングができるかも知りたいです。

トレーニング内容については次の項目で説明しますね。

空気圧機器トレーニングキットで学べる12の基礎知識

空気圧機器トレーニングキットでは、空気圧の基礎知識について次の12個の項目を体感することが可能です。

  • エアフィルタの役割
  • エア圧力の調整方法(レギュレータの使い方)
  • 残圧排気弁の役割と使い方
  • 電磁弁の3ポートと5ポートの使い分け
  • 電磁弁のシングルとダブルの使い分け
  • 3ポジション電磁弁の使い分け
  • 単動シリンダと複動シリンダの違い
  • シリンダスイッチの役割と調整方法
  • スピードコントローラの使い方と役割
  • リバースレギュレータの使い方と役割
  • 真空吸着に必要な機器
  • エアブローノズルの効果と種類

こんなにたくさん!

それではトレーニング内容にについて確認してみましょう。

エアフィルタの役割

フィルタ

エア機器で必ず使用するのがエアフィルタです。二次側に使用する機器を異物等から守りますが、どのような部品でその役割を果たすのかを確認できます。

エア圧力の調整方法(レギュレータの使い方)

レギュレータ

エアの圧力調整にはレギュレータを使用します。レギュレータでの圧力調整方法が分かり、また圧力設定によりエアの力がどのように変化するかを体感することが可能です。

残圧排気弁の役割と使い方

残圧排気弁

意外と忘れがちですが装置を安全にメンテナンスするためには必ず必要になるアイテムです。使い方と役割を習得することができます。

電磁弁の3ポートと5ポートの使い分け

電磁弁3ポートと5ポート

電磁弁は配管ポートの数によって用途が変わります。3ポートと5ポートをそれぞれ使用した場合のシリンダの動きを確認することができます。

電磁弁のシングルとダブルの使い分け

電磁弁シングルとダブル

電磁弁にはシングルソレノイドとダブルソレノイドがあります。実際にシリンダの動きがどのように変わるかを見ることができ、その違いを体感することができます。

3ポジション電磁弁の使い分け

電磁弁3位置

電磁弁にはシングル、ダブルの他にも3ポジションタイプがあり、この3ポジションタイプには3つの種類が存在します。この3種類の違いを体感することができます。

単動シリンダと複動シリンダの違い

シリンダ単動と複動

単動シリンダと複動シリンダの2つを用意しています。それぞれの動かし方、動きの違いを体感して知ることができます。

シリンダスイッチの役割と調整方法

シリンダスイッチ

シリンダスイッチはなぜ必要なのか、どのような仕組みで反応するのかに加え、位置調整の仕方について実践で学ぶことができます。

スピードコントローラの使い方と役割

スピードコントローラ

シリンダの動作速度はスピードコントローラによって調整することができます。その使い方、調整方法を体感することができます。

リバースレギュレータの使い方と役割

リバースレギュレータ

リバースレギュレータとシリンダを組み合わせた回路を組むこともできます。リバースレギュレータの役割とどのような場面で使用するのかを学ぶ事ができます。

真空吸着に必要な機器

真空吸着

空気圧機器では真空を利用してモノを吸い付けることもできます。真空はどのようにして作るのか、吸着にはどのような機器を使用するのかが分かります。

エアブローノズルの効果と種類

エアブローノズル

昨今では省エネは大きなテーマです。圧縮空気空気を吹き付けるエアブロー工程では多くの空気を消費しますが、省エネに役立つエアブローノズルの効果と種類について把握することができます。

以上がトレーニングキットで学べる12個の項目です。

空気圧機器の導入としては十分すぎるくらいの内容で、頭の中だけでなく体で覚えて身につくこと間違いなしです。

トレーニングキットの購入・問い合わせ

テキストも用意しているのでトレーニング内容や手順も心配無用

トレーニングキットだけあっても説明してくれる人がいないと…。

大丈夫!充実した内容を詰め込んだテキストも付いてきます。

トレーニングキットで体感できるのは良いが、使い方や細かい説明をできる講師がいない…そんなご心配も無用です。

トレーニングキットの立ち上げ方法、配管の仕方、継手からチューブを外す方法、講義の進め方と手順、押さえておくべき豆知識など、全てわかりやすいようにテキストにまとめています。

トレーニングキットの購入者にはこのテキストを無料で提供します。誰でも安心して講義を進める事ができ、受講者の理解を深める事ができます。

アタッシュケースに収納で持ち運びや保管も簡単

トレーニングキットのアタッシュケース

トレーニングキットは収納・持ち運びができるアタッシュケース付きです。サイズはスタンダードタイプとHタイプは幅470mm、奥行357mm、高さ176mm、重さは約7kg。

LタイプとLHタイプは幅339mm、奥行295mm、高さ152mm、重さは約5kgです。

空気圧機器の講義を色んな場所で実施したい、社内の別の部署へ貸し出したいというケースでも簡単に持ち運びが可能です。

5〜7kgなら私でも簡単に持ち運べますね。

家庭用電源とエア源(コンプレッサ)がさえあればどこでも使用できますし、また使用しない時の保管にも困ることはありません。

使用している機器は安心の国内メーカー製

このトレーニングキットに使用されているエアシリンダ、マニホールド電磁弁、フィルタ、レギュレータなどの空気圧機器は全てCKD社製です。

CKDは日本国内の空気圧機器の大手(国内シェア2位)メーカーで、製品の耐久性や信頼性については定評があります。

そのため、トレーニングキットは安心して長くお使いいただくことができます。

実績のあるメーカー製なら安心!

良心的な価格設定で予算の悩みも解消

空圧機器メーカーシェア1位のSMCでもトレーニングキットの販売はされています。しかし、ネットでの販売価格を見ると…56万円。とても気軽に導入できるような金額ではありません。

56万円は…さすがに予算とれない。

これも心配無用。特製トレーニングキットはメーカーの1/3以下の値段です。

それに対し、空気圧機器トレーニングキットは一番高価なハイクラスタイプでも16万8,000円(税抜)。なんとメーカー製トレーニングキットの1/3以下の価格で販売しています。

毎年入社する新入社員への教育、何年も使用できるトレーニングキットで予算にも優しい価格設定です。

さらに、それでも予算が厳しいという方はローコストバージョンも選択可能です。こちらは9万8,000円(税抜)となっています。

4機種の比較一覧は以下の通りです。

機種TRK-A01TRK-A01-HTRK-A01-LTRK-A01-LH
価格(税抜)148,000円168,000円98,000円118,000円
エアフィルタの役割
エア圧力の調整方法
残圧排気弁の使い方
電磁弁の3ポートと5ポート
電磁弁のシングルとダブル
3ポジション電磁弁の使い分け
単動シリンダと複動シリンダ
シリンダスイッチの調整方法-△※
スピードコントローラの使い方
リバースレギュレータの使い方
真空吸着に必要な機器--
エアブローノズルの効果と種類--
テキスト添付
電源コードありありなしなし

人気はLHタイプです。低コストでトレーニング内容も網羅してるからですね。

トレーニングキットの購入・問い合わせ

【注意事項】エア源は別途用意が必要です

トレーニングキットには圧縮空気を給気する必要があります。圧縮空気を作る環境がない場合には別途コンプレッサーが必要です。

今後のことも考えると手元にコンプレッサーを用意しておくことは必須と思いますので購入を検討しましょう。

ベビコンでは、フローバル製のPCR8075が家庭用電源AC100Vに対応しており、コスト的にもお手頃なのでおすすめです。

補足

トレーニングキットの動作には上記のコンプレッサー容量で十分ですが、今後さらにエア流量が必要とか圧力の高いものが必要となる場合は、用途に応じて選定をしてください。

空気圧機器トレーニングキットの購入について

空気圧機器トレーニングキットは「trekit shop」で購入することができます。受注生産となっており、予約注文することによって発注できます。

trekit shopは以下よりアクセスが可能です。

trekit shopはこちら

支払いはクレジットカード(VISA or マスターカード)となっています。その他でのお支払いをご希望の方はお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

以上、空圧機器トレーニングキットの紹介でした。是非、トレーニングキットで空気圧機器の基礎知識を身につけていきましょう。

空気圧機器業界

Posted by Takumi